びたみん屋

活字の名刺を作りたいという方が簡単に注文できるようにしたい。

以前からそう思っていました。

こちらがあらかじめ紙やレイアウトを選択できる程度に用意しておく。

分りやすい注文用紙を一緒につけておけば、敷居もさがるはず。

そして、置かせて下さるお店を探すこと。

インターネットでも注文できること。

びたみん屋の今でした。

先日、レタープレスコンボキットがやってきました。

使ってみるととても素敵なプレスが!!

ということで、試作品をどんどん作っていきたいと思います。

グッと圧をかけると、紙によって仕上がりがぜんぜん違うので驚きます。
適した紙というのがあるんですね。
活版印刷というと今では手触り感が重視されます。
しかし、昔から大切に使ってきた機械を酷使するようで可愛そうという気持ちもあり。
試作品やプレゼン用はこちらで制作するようにしました。

面白いので興味がある方は一緒にくるくるしてみましょう!
年末年始にかけてのペーパーアイテムを制作中です!お楽しみに~

今回は、とっても素敵なこだわり名刺を作られた古川さんについて書かせてもらいます。

ホームページに載せていたのリンゴの絵を気に行って連絡をしてこられた彼女。
りんご時間を割いて来店して下さいました。
津山ご出身ということで、郷土の古き良きものを大切にし広めていきたいと語られた古川さん。
学芸員ということもあり、昔の書物で活字のこともよくご存じでした。
大切にしている郷土の古き良きものと活版印刷は似たところがあるようです。
テキンをお見せするとそのようにおっしゃられていました。

今回のこだわり名刺は、津山でも歴史の深い作州紙を使用し、作州かすりの柄を印刷したものをご要望でした。
作州紙は、横野和紙工房さんのものです。大変技術のある職人さんだそうで、箔合紙(金箔を挟む紙)まですいていらっしゃるそうです。
津山に行く際には、是非お邪魔したい工房だと思いました。
「作州かすりは今では職人さんがいなくて・・・」と古川さんはおっしゃっていました。復興へのイベントのチラシを手掛けられていました。

郷土の伝統的工芸品を大切にしたい古川さんの気持ちの中に「びたみん屋」を加えてくださったことが嬉しかったです。

名刺の内容は名前と肩書、住所などの連絡先、かすりの柄、そして裏面に古川さんオリジナルのマークを入れるという仕様。
華奢で知的な古川さんのイメージにあったものをと、デザイナーも考えて出来たものが下の画像です。

古川さん名刺

住所の隣の柄がかすり模様です。古川さん名刺

ふちがカットされていない和紙。まっすぐに刷るのは大変でしたが、インクのつきがよく柄のところも綺麗に出ました!

古川さん名刺裏

裏面のオリジナルゴロマーク!

古川さんスケッチ

古川さんのスケッチをそのまま使用しました。

郷土を愛する心、見習うべき点です。知識も豊富でアンテナの高い素敵な女性でした。
びたみん屋ではこだわり名刺や、地域に密着したものや、伝統的なものともマッチング等も大切にしていきたいと思っていたところで
とても良い作品が出来たと思っております。ありがとうございました。
またのご依頼お待ちしております!

先日、活字で名刺をしていただいたお客様からうれしいメールをいただきました。

一気に秋という感じですが、いかがお過ごしでしょうか?
作って頂いた名刺、大変好評です。
ありがとうございました。
遊び心タップリで作ったので、今回は自費で支払いましたが、次回からは経費で落としてもらえそうです。
また、お願いすると思いますが、よろしくお願いいたします。

なんと嬉しいお言葉!
とてもシンプルな名刺です。紙は職人さんがすいた和紙を使用して風格があります。
部分的に活字使い少し圧をきかせて印刷しました。

活字を組む勉強にもなりました。初心者なので苦労もしました。だからこそ喜んでいただけて本当に感動しました。
これからもよろしくお願いいたします!

9月14日にしんきんの交流会へ行きます。
今回は凸版や活版の良さや面白さを知ってもらうためテキンを持って行こうと思っています。
テキンで実際に印刷してもらって楽しんでもらえたらそれで満足。そんな1日を目指しています!

そこでどんな印刷が良いか、今の状態でどんなことが出来るかを研究中。
今週は新しくバーコ印刷に挑戦!
印刷したてのインクの上に透明なバーコの粉を振りかけて熱を加えると・・・
ぷっくりツルツルバーコ印刷の出来あがり!

バーコ印刷また、プリントゴッコのインクを使うとほんのり柔らかな色。発色の綺麗。

プリントゴッコのカラーをミックス

これから半月の間に色々試行錯誤して、懐かしいけど新しいレトロモダン「びたみん屋」を作っていきたいです!

びたみん屋のれん

ちなみにこの暖簾も手作り。とっても可愛いので会場に見に来て下さいね!

第7回しんきん合同ビジネス交流会 
平成23年9月14日(水)
コンベックス岡山

最近、活字に触れる時間が増えてきました。

活字になんでこんなにはまったんだろう…

ふと、考えてしまった。

活字にはパソコンの文字にはないアイデンティティーがあるような気がして
好きなのかもしれないなぁ、と。

今日もお客様からの依頼で名刺を印刷しました。
印刷する前に、活字を拾って組んで版をつくります。
その時に1字1字に存在感があって
「あら、この子ちょっと汚れてる。」「この子はよく使われているのね。」
なんて、今まで字に対してそんなこと感じなかったことを思うのです。

もちろん活字は実際に物体として存在するので、そこから違うと言われれば
当たり前の感想なのですが、1字1字の歴史や使われ方など
活字の人生ならぬ字生を感じずにはいられないのです。

ちびて潰れちゃっている文字も大切にしたいなぁと思ってしまう
いけない印刷屋さんです(笑)

生活ビタミン普及協議会のHPにびたみん屋の話を掲載して半年近くになろうとしています。

近頃、活版や凸版印刷に関する問い合わせがぼちぼちありまして
ここ、岡山でも昔ながら印刷(でもちょっと新鮮な)に興味をお持ちの方がいらっしゃるのだと、嬉しく思っています。

まだまだ勉強不足な私どもですが、みんなの力で昔ながらの印刷を絶やさないよう、その良さを広めていければと思っています。

活字の相談もできる限りではありますが応じておりますので
お気軽にご相談ください。
一緒にテキンでトントン(ドンドン?)と音をたてながら印刷しましょう!

コミをいれる道具箱いつもお世話になっている近所の印刷屋さんTさんがプレゼントをくださいました。

活字を組む時に使う「コミ」を入れるお道具箱!

とっても上手につくってあって、私たちのために時間をかけて作ってくださったのが表れています。

何かを始めるのはとても勇気が要ります。そしてそれを続けるのはもっと大変。

でもこうやって誰かが支えてくれて、知恵や力を貸して下さってくれる。本当に素敵な事です。

Tさんはじめ私たちに関わってくださる方、本当にありがとうございます。

なんとか凸版を普及出来れば良いなぁと思います。

先日、近所の印刷会社Tさんに活字を借りに行きました。
Tさんは私たちが活字を使って印刷をしたいという気持ちを理解して下っていて
知識のない私たちに一生懸命教えてくださいます。
上の鉄板は活字を組む時に使うものです。
Tさんが作ってくれました。

初心者なので組み方が雑ですが、活字が落ちないように組んでみました。
「びたみん屋」の活字がみえるでしょうか?

手キンにセットしていよいよ印刷・・・

って最初はこんな感じで逆さまでした。実は上の写真はもう一度版を組んでセットしたところ
でした。

ガシャン!と印刷しますと・・・

こんどはちゃんと印刷できました!
単純だけど奥が深く、経験と技術がものをいう作業です。
印刷の原点・・・もう廃れて無くなりそうな活版印刷ですが、都会の方では今注目されている分野です。ここ岡山でも火を消してしまうのではなく、絶やさず大切にしていきたい技術だと実感しました。